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聾者にとっては・・・
2007 / 01 / 26 ( Fri ) 14:02:17
先日の事件を書いた翌日、聾の友人(仕事仲間でもある)から「おもしろーい」と笑ってくれた。もし、自分だったらどうする?と直接聾の友人に聞いてみたはいいが、その答えに予期せぬ返事が・・・
私は一瞬「へ?」と止まってしまった。

その答えは
  「もし僕なら、こぼす!だって仕方ないもん」 とあっさり言った。
そして
  「助けを呼ぼうと考えない。私の書いた“事故解決”は当たり前
   で、当然だよ」と言った。
私が
  「聴者の場合は、両手がふさがって、周りから見えない大変なとき
   は、大きな声を使って「ちょっと助けて~」か「誰か来て~」と
   助けを求めるんだけど…今回は、人がいるのにそれが出来なかっ
   たから、悲しかった…」
と言ったら、彼は
  「そうなんだ。なるほど…へぇ」と珍しそうな顔で私を見ていた。


つまり、聾者は手がふさがっている時や、人を呼びにいけない状態の時は、助けを求めるという意識が働かないらしい。そういう時は求めるのではなく、自分で解決をするという風に神経が働くんだね。
なんとすばらしい
聴者と比べたら、なんて自立しているんだろうと感心した。
聴者って、人に助けを求めることがまず優先的だから、弱いな~なんて、思ったりして…

でも、やっぱコボシタクナイ…のが本音


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テーマ:つぶやき - ジャンル:ブログ

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叫んでも叫んでも…虚しさだけが残る…
2007 / 01 / 25 ( Thu ) 01:32:52
めっちゃ久々に登場しました。
と言っても、誰も待っちゃいねぇよってか? ハハハ

一人でつぶやいちゃいます。

私が働いているところって、みんな聾なんだな。なんとなく気づいたけど、聴者って私だけみたい。すばらしい環境だよね。とっても嬉しいな聾者と仲良くできるなんて(ルン♪)

でも、先日とてもショックな事件があったのだ。それはそれは悲痛な叫びが届かない、悲しい事件・・・

事務所にある石油ファンヒーターの灯油がなくなったので、入れました。「ヴィ~ン」と電動スイッチを入れたけど、あの青いタンクにも入ってなくて、斜めに傾けて入れてたんですね。
で、吸えるところまで、吸ってくれて「ゴゴービュシュシュ」と吸い終わったけど、まだあのポンプの管の途中で圧で行けなかったのが残っているので、青いタンクを持ち上げて、管に残っているのを、重力で落としてあげました。(分かりにくい説明ですが、想像してくださいね)

その時です。私が上に持ち上げたとき、ちょっと上げすぎて、ポンプの出口のさきっぽが、ストーブのタンクから微妙に外れそうなんです。
私は両手がふさがってました。
一つはポンプの頭を支えて、もう一つの手は、青いタンクを持ち上げていて・・・
ポンプの先がタンクから外れそうになってるけど、管に残っている灯油が、まだチョロチョロ出続けているので、今外れたら困る!!
でも、今私が握っているポンプの頭から手を離したら、微妙なずれで絶対に灯油がこぼれる!!

と危機を感じました。

その時事務所の中に私を含めて3人います。
普通なら、「ちょっと、助けて~」と呼ぶことができます。

その時の私は両手ふさがってるし、少しでも動いたらこぼれそうなので、動けません。
しかも、灯油を入れている場所がドアの影で入れているので、私の大変な状態にみんなが気づくわけがわりません。
私は正直一瞬「ちょっと助けて~」と叫ぼうとしました。
しかし、「あ、二人とも聾・・・ドアのかげから叫んでも聞こえないよね」と思い、「どうしよう!こぼれる!」とあせりながら、心の中で、「誰か~助けて~」と繰り返し叫んでいましたが、私も諦めました。
「もうこぼしちゃえ!あとで拭けばいいや」と決心して、こぼしちゃいました。

ほんの数十秒の出来事だったと思いますが、私にとってはものすごく、スローな長~い時間に感じました。

その後、私の心の中は、なんとも言えない違和感を感じました。
人がいるのに、助けを求めることができない、なんとも言えない違和感、虚しさ・・・悲しみ・・・

こんなに、「助けて~」求めてるのに、誰も助けてくれない・・・
自己解決、自己完結しないといけないのね…

ちょっと不便さを感じた一瞬でした。

そのあと、何もしらない聾の友達は、ニコニコ笑ってるだけ・・・・
「笑いごとじゃないんじゃ!」といいたくても、今起きた事件のこと知らないんだもんね。仕方ないよね

あ~虚しい
悲痛な叫び、心の叫びに気づいてくれない悲しさを体験しました




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手話クラスの帰り道
2006 / 10 / 02 ( Mon ) 09:42:47
週に一度手話クラスに通っていた。6月から9月までの4ヶ月間限定のクラスだったが、中身がとっても濃くて講師が聾の聾で、聾的手話を教えてくれた。聴者的手話は許されない… 過酷な4ヶ月間も終わった...ちょっと寂しいな。でも次は来年あるかもしれないから楽しみ

さてそのクラスでわずかな時間だったけど、手話を使わない表情だけの会話を教えてもらった。
手話で質問されて、こちらは手話はまったく使わず表情だけで返事をする。


例えばこのような顔を表情豊かに表現することで会話ができることを教えてもらったが・・・・
簡単そうで実際やってみたら作れない ガーン!!!
聴者にとってはなかなか難しいし恥ずかしいガチガチの筋肉。いかに聴者は表情を使っていないかが認識される。

その日は聾者の人がたくさん来ていて、見本を見せてくれた。
すばらしい~ 完璧に会話が手話がなくても成り立っている。
それも俳優顔負けの表情が豊かなこと!!思わず拍手をしたくなった

聴者も一人一人質問を言われて表情で返事を返すが・・・
ガチガチロボット
あまりの作れなさに大爆笑で終わってしまった

そんな帰り道、私はJRを使って我が家へ帰る。
鹿児島中央駅発なので座って帰れる
私はずーっと頭からあの聾者の表情が離れない!になったのではなく、あの表情はどうやったら作れるのかずーっと頭から離れなかった。電車も出発してどれくらいの時間がすぎただろうか・・・
ふと気がつくと私は寝てしまって乗り越したなどと書きたいところだが、ふと気がつくと私は表情の練習をしていた
こんあ感じかな

それもこっそりではなく、かなり大胆に座ったまま誰に向けてはではなく笑ったり、あせったり、違う違うと首をふっていたり、うなずいたりまだまだたくさんしたと思う完全に自分の世界に入り込んでしまっていた トホホ
多分正面に座っていた人たちは不気味だったと思う。ふと気づいたとき斜め前のお兄さんと目が合った。すぐにそらされてしまった。当たり前だよね
多分私はおかしい人と思われたかもしれない。そのあとの私は何事もなかったかのように冷静な顔で座り我が家の駅についたらそそくさと降りていった。
あぁぁぁぁぁ恥ずかしかった






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違和感のある空間Ⅱ
2006 / 09 / 15 ( Fri ) 16:00:08
たった今の出来事。
さっきまでこの部屋にろう者が3人、聴者が一人(私)がいた。

この建物の隣には甲子園にも出場した過の有名な某高校がある。

私は駅から自転車でコキコキ コキコキここにやってきた。この建物に近くなると、でかーい声で高校生たちが応援歌のようなのを練習している。男子の声でかなりの人数らしくすごく声がでかく、失礼だけどうるさい部類になるかな


ま、それは構わないのだが、
階段を登りながら、あーうるさいな。もうすぐ運動会かな…その練習かな…しばらくは続くな…と一人で考えながら、部屋部入った。
すると聾者が一人すでにいた。ヤーと挨拶をした後その直後に違和感が私を襲った。

窓も玄関もすべてオープン。目の前には高校の校庭が… その校庭で応援の練習をしていて正直ウルサイ…

別の聾の女の子もやってきた。
またまた違和感が私を襲う

まず、


違和感①こんなにうるさいのに、窓も玄関もすべてがオープン状態。

違和感②こんなにうるさいのに、「うるさいね」「何をしてるのかな」
「去年も運動会の前はうるさかったよね」とかそのような会話ができない…したい…悲しい



違和感③たまたま電話がかかってきたので電話で話しをするが外の高校生の声があまりにもうるさくて会話ができなくて、相手の人からも「すごい賑やかな所にいるんですね。」と言われあわてて窓をしめたが、電話の向こうの人までうるさいと言っているのに、この聾の二人はシレッターンとしている。ある意味うらやましくも思った



さらに時がすぎ、また別の聾の女性がやってきた。
あーだこーだ話をする


二人のろう者が手話で会話をしている。真ん中で私はフムフムと手話の会話をみてお勉強

私の鼻が突然ムズムズしてきてくしゃみがしたくなってきた瞬間
「は~くしょん」と大きくしてしまった。

違和感④会話の途中で大きなくしゃみをしてしまったけど、二人はぜんぜん気付かず話をする。

違和感⑤会話の途中での大きなくしゃみだったのに「ごめん」とあやまる必要がないこの違和感…   心の中で「ごめんね」←だれにじゃぁ


ふと気付くとその違和感に気付いた私はおもわず「プッ」と噴出してしまって、早くこれをブログに書こうと喜びいさんでパソコンにむかいました。

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違和感のある空間
2006 / 09 / 05 ( Tue ) 18:33:22
私は今、聾の一人の女の子に、週2回パソコンを教えています。
手話で、何かを教えるってことの難しさに、対面している日々です…

先日の出来事

日中はとても良いお天気で、いつもの如く午後1時からのパソコンの時間が始まりました。
ピコピコ・・・ ピコピコ・・・
Mちゃんは一生懸命パソコンを打ってます。

そろそろ終わりの時間が近づきました。

そんな時、雷が鳴り始めました。ゴロゴロ ゴロゴロ
結構大きな音ですが、雨や稲光はまだでした。

雷が鳴り始めて、私は急いで片付け始めました。

私は無意識に声に出して
「雷が鳴り始めたよ。早く帰るが」(かごしまのイントネーションで)
と言ってました。

普通、こんなとき「
雷が鳴り始めたね。早く帰ろう」とか
「雷だ~やだー」とか、「雷怖いよね~」とか
雷に関する会話が自然に起こるものなのですが、聾であるMちゃんは、まったく雷に気付きもせず、
こんなにもゴロゴロ鳴り響いているなか、もの怖気もせず、ただただひたすらにパソコンを打っていました。

その姿を見たとき、私はとてもとても違和感を感じ、こんなにも近い距離にいるのに、すごーく厚い壁を感じた瞬間でした。

こんな雷が鳴り響いている中、二人でいるのに、雷の会話がない!
なんて違和感のある空間・・・ 落ち着かない

負けずと私はMちゃんに
 「雷だよ」
と言ったけど、へ~ とうなづくだけ… アヘアヘウヒハ…

「だから早く帰ろうね」と付け加えました。そのご、玄関を出たとき、
ちょっと光り、Mちゃんは私に
「ゴロゴロなってるの?」と質問されちゃいました。
「うん。さっきからずっとなってるよ」と言ったら、
「うるさい?」と聞かれ
「少しね」 とこ答えたら
「ぜんぜん聴こえないもん」と得意げな顔をされてしまった

どのように反応していいか分からず、私はうなづくだけでした…(泣)
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