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無言の差別
2007 / 02 / 10 ( Sat ) 12:09:18
先日ケーキ屋さんでの出来事。

聾の女の子と一緒にケーキを買いに言った。
彼女の年齢は23歳の重複障害者。

ケーキの前で何がいいかな~と二人で色々悩んで見ている。

私たちが入った時は注文を終えたお客さんが2組くらい待っていて、店員さもバタバタ箱詰めしたり、ラッピングしたり忙しそう。

その後も3組くらいのお客さんが続けて入ってきた。

私たちはケーキが決まって、店員さんに注文する順番を待っている。

待っている間も後から来たお客さん達がショーケースの前で色々選んでいる様子。

彼女がショーケースの前に立ったままだったので、
「他のお客さんの邪魔になるから、少し後ろに下がろうね」というと、女の子は素直に
「あ!うんうん」と言ってスススス・・・と後ろに下がった。

ケーキを買うことがとっても嬉しいのか、その女の子は大はしゃぎ。

私たちは手話で色々話している。

その女の子は嬉しさのあまり、ケーキの話で大きな声で笑いながら、手話を使って一生懸命説明している。

女の子は聾だから耳が聞こえない。だから自分の声の調整がわからないのは当然。興奮のあまり確かに声が大きい。

その女の子の声がお店中に響いている。

見た目はまったくわからないけど、その子がしゃべったり、笑ったりする声を聞くと障害者とわかる。

あまりにも声が大きい彼女に私は思わず、大きいから声を抑えてと言おうと思ったけど…

   やめた



店員さんが、「最初にお待ちのお客様ご注文どうぞ」と言われ、

やっと注文が出来ると思ったら、隣にいたおばさんが私の横から注文を言い始めた。

その店員さんは誰が最初だったか分からなかったので、そのおばさんのお注文を聞き始めた。

正直私は一瞬「は?」と思ったが、まいいや…と下がろうとしたら、レジのとこから別の店員さんが、
「最初に待ってたのはこちらのお客さんですよ」と私たちを誘導してくれた。
「ありがとうございます」と思わず言ってしまった。

するとおばさんがびっくりした顔で私を見た。

ずっと私は声を出さず、手話でしゃべってたから、突然私が店員の言葉に反応して「ありがとうございます」と言ったことにおどろいたのかもしれない。

たぶん、私も聞こえないと思ってのかも。
だから、混んでいた中、店員さんに「注文どうぞ」が私たちにはわからないと思って、おばさんは割り込みをしたのかな。
        ちょっと変な考えをしてしまったけど…

無事に注文も終えて、箱詰めを待っている間もお客さんは次から次ときた。
忙しい店だ

さぁケーキも注文したことだし、あとはケーキを待つのみ


新しく入ってきたお客さん、ケーキを色々迷ってるお客さん、ケーキの注文を待っているお客さん。
たくさんの人の中、彼女の声は興奮の真っ只中

エキサイトが過ぎて途中私は「ちょっと声を絞ったほうがいい」と言ったけど、

最初に「声を抑えて」というのをやめた理由は

周りの人の反応があったからだ。

ケーキを待っているお客さん、選んでるお客さん、たっくさんいる中

その目に私は気がついた。

私たちがしゃべっていると、横目でチラ見する健常者。

彼女が大きな声をだしてしゃべっていると、私になんとかしろよと訴える目。

聞こえないの?障害者?という目。

様々な目があった。


    彼女は嬉しいから喜んで笑っているんだよ!
    みんなと同じように、ケーキを買うことに喜んでいるんだよ!
    みんなもケーキは嬉しいでしょ!
    なぜそんな目で見るの?
    嬉しいを表現したらいけないの?


そんな思いから彼女の声をONのままにした。
みんなに分かってほしかった。

きっと迷惑って思ってるかも。迷惑ビームを私に放っていた

でも、うれしいという彼女なりの表現を私はみんなに知ってほしかった。

  四方八方から重い視線ビーーーームを感じる

きっと、その人たちは無言で差別をしていることに気づいていないだろうな。

そういう人に限って
  「私は差別なんてした事も思ったこともありません。差別はよくありません」
て言ってる人、思ってる人なんだろうな

障害者だからかかわらないようにしよう。まったく気にしてないふりをしよう
そんな態度が見え見え。それ自体が差別になってることも気がつかず…

そう思ってる事自体が差別なんだよね。

「横見でチラ。私は気にしてません。」の態度が思いっきり気にしてるじゃん!!
と言いたかった。

やっとケーキをもらって私たちはルンルンで店を出た。

彼女の興奮はまだ冷め遣らず…
ずーっと笑ったままお店を後にした。

ほんの10分くらいだったかな…



偉そうに言っている自分も、きっと気づかないうちに同じような事してるかもしれない。
無意識のうちにしてしまうのはきっとあるかもしれない。と自分自身も気を付けなくちゃ

人の振り見て、わが振り直せって感じかな


わずかな時間と空間の中で、貴重な体験でした




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聾者にとっては・・・
2007 / 01 / 26 ( Fri ) 14:02:17
先日の事件を書いた翌日、聾の友人(仕事仲間でもある)から「おもしろーい」と笑ってくれた。もし、自分だったらどうする?と直接聾の友人に聞いてみたはいいが、その答えに予期せぬ返事が・・・
私は一瞬「へ?」と止まってしまった。

その答えは
  「もし僕なら、こぼす!だって仕方ないもん」 とあっさり言った。
そして
  「助けを呼ぼうと考えない。私の書いた“事故解決”は当たり前
   で、当然だよ」と言った。
私が
  「聴者の場合は、両手がふさがって、周りから見えない大変なとき
   は、大きな声を使って「ちょっと助けて~」か「誰か来て~」と
   助けを求めるんだけど…今回は、人がいるのにそれが出来なかっ
   たから、悲しかった…」
と言ったら、彼は
  「そうなんだ。なるほど…へぇ」と珍しそうな顔で私を見ていた。


つまり、聾者は手がふさがっている時や、人を呼びにいけない状態の時は、助けを求めるという意識が働かないらしい。そういう時は求めるのではなく、自分で解決をするという風に神経が働くんだね。
なんとすばらしい
聴者と比べたら、なんて自立しているんだろうと感心した。
聴者って、人に助けを求めることがまず優先的だから、弱いな~なんて、思ったりして…

でも、やっぱコボシタクナイ…のが本音


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叫んでも叫んでも…虚しさだけが残る…
2007 / 01 / 25 ( Thu ) 01:32:52
めっちゃ久々に登場しました。
と言っても、誰も待っちゃいねぇよってか? ハハハ

一人でつぶやいちゃいます。

私が働いているところって、みんな聾なんだな。なんとなく気づいたけど、聴者って私だけみたい。すばらしい環境だよね。とっても嬉しいな聾者と仲良くできるなんて(ルン♪)

でも、先日とてもショックな事件があったのだ。それはそれは悲痛な叫びが届かない、悲しい事件・・・

事務所にある石油ファンヒーターの灯油がなくなったので、入れました。「ヴィ~ン」と電動スイッチを入れたけど、あの青いタンクにも入ってなくて、斜めに傾けて入れてたんですね。
で、吸えるところまで、吸ってくれて「ゴゴービュシュシュ」と吸い終わったけど、まだあのポンプの管の途中で圧で行けなかったのが残っているので、青いタンクを持ち上げて、管に残っているのを、重力で落としてあげました。(分かりにくい説明ですが、想像してくださいね)

その時です。私が上に持ち上げたとき、ちょっと上げすぎて、ポンプの出口のさきっぽが、ストーブのタンクから微妙に外れそうなんです。
私は両手がふさがってました。
一つはポンプの頭を支えて、もう一つの手は、青いタンクを持ち上げていて・・・
ポンプの先がタンクから外れそうになってるけど、管に残っている灯油が、まだチョロチョロ出続けているので、今外れたら困る!!
でも、今私が握っているポンプの頭から手を離したら、微妙なずれで絶対に灯油がこぼれる!!

と危機を感じました。

その時事務所の中に私を含めて3人います。
普通なら、「ちょっと、助けて~」と呼ぶことができます。

その時の私は両手ふさがってるし、少しでも動いたらこぼれそうなので、動けません。
しかも、灯油を入れている場所がドアの影で入れているので、私の大変な状態にみんなが気づくわけがわりません。
私は正直一瞬「ちょっと助けて~」と叫ぼうとしました。
しかし、「あ、二人とも聾・・・ドアのかげから叫んでも聞こえないよね」と思い、「どうしよう!こぼれる!」とあせりながら、心の中で、「誰か~助けて~」と繰り返し叫んでいましたが、私も諦めました。
「もうこぼしちゃえ!あとで拭けばいいや」と決心して、こぼしちゃいました。

ほんの数十秒の出来事だったと思いますが、私にとってはものすごく、スローな長~い時間に感じました。

その後、私の心の中は、なんとも言えない違和感を感じました。
人がいるのに、助けを求めることができない、なんとも言えない違和感、虚しさ・・・悲しみ・・・

こんなに、「助けて~」求めてるのに、誰も助けてくれない・・・
自己解決、自己完結しないといけないのね…

ちょっと不便さを感じた一瞬でした。

そのあと、何もしらない聾の友達は、ニコニコ笑ってるだけ・・・・
「笑いごとじゃないんじゃ!」といいたくても、今起きた事件のこと知らないんだもんね。仕方ないよね

あ~虚しい
悲痛な叫び、心の叫びに気づいてくれない悲しさを体験しました




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手話クラスの帰り道
2006 / 10 / 02 ( Mon ) 09:42:47
週に一度手話クラスに通っていた。6月から9月までの4ヶ月間限定のクラスだったが、中身がとっても濃くて講師が聾の聾で、聾的手話を教えてくれた。聴者的手話は許されない… 過酷な4ヶ月間も終わった...ちょっと寂しいな。でも次は来年あるかもしれないから楽しみ

さてそのクラスでわずかな時間だったけど、手話を使わない表情だけの会話を教えてもらった。
手話で質問されて、こちらは手話はまったく使わず表情だけで返事をする。


例えばこのような顔を表情豊かに表現することで会話ができることを教えてもらったが・・・・
簡単そうで実際やってみたら作れない ガーン!!!
聴者にとってはなかなか難しいし恥ずかしいガチガチの筋肉。いかに聴者は表情を使っていないかが認識される。

その日は聾者の人がたくさん来ていて、見本を見せてくれた。
すばらしい~ 完璧に会話が手話がなくても成り立っている。
それも俳優顔負けの表情が豊かなこと!!思わず拍手をしたくなった

聴者も一人一人質問を言われて表情で返事を返すが・・・
ガチガチロボット
あまりの作れなさに大爆笑で終わってしまった

そんな帰り道、私はJRを使って我が家へ帰る。
鹿児島中央駅発なので座って帰れる
私はずーっと頭からあの聾者の表情が離れない!になったのではなく、あの表情はどうやったら作れるのかずーっと頭から離れなかった。電車も出発してどれくらいの時間がすぎただろうか・・・
ふと気がつくと私は寝てしまって乗り越したなどと書きたいところだが、ふと気がつくと私は表情の練習をしていた
こんあ感じかな

それもこっそりではなく、かなり大胆に座ったまま誰に向けてはではなく笑ったり、あせったり、違う違うと首をふっていたり、うなずいたりまだまだたくさんしたと思う完全に自分の世界に入り込んでしまっていた トホホ
多分正面に座っていた人たちは不気味だったと思う。ふと気づいたとき斜め前のお兄さんと目が合った。すぐにそらされてしまった。当たり前だよね
多分私はおかしい人と思われたかもしれない。そのあとの私は何事もなかったかのように冷静な顔で座り我が家の駅についたらそそくさと降りていった。
あぁぁぁぁぁ恥ずかしかった






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違和感のある空間Ⅱ
2006 / 09 / 15 ( Fri ) 16:00:08
たった今の出来事。
さっきまでこの部屋にろう者が3人、聴者が一人(私)がいた。

この建物の隣には甲子園にも出場した過の有名な某高校がある。

私は駅から自転車でコキコキ コキコキここにやってきた。この建物に近くなると、でかーい声で高校生たちが応援歌のようなのを練習している。男子の声でかなりの人数らしくすごく声がでかく、失礼だけどうるさい部類になるかな


ま、それは構わないのだが、
階段を登りながら、あーうるさいな。もうすぐ運動会かな…その練習かな…しばらくは続くな…と一人で考えながら、部屋部入った。
すると聾者が一人すでにいた。ヤーと挨拶をした後その直後に違和感が私を襲った。

窓も玄関もすべてオープン。目の前には高校の校庭が… その校庭で応援の練習をしていて正直ウルサイ…

別の聾の女の子もやってきた。
またまた違和感が私を襲う

まず、


違和感①こんなにうるさいのに、窓も玄関もすべてがオープン状態。

違和感②こんなにうるさいのに、「うるさいね」「何をしてるのかな」
「去年も運動会の前はうるさかったよね」とかそのような会話ができない…したい…悲しい



違和感③たまたま電話がかかってきたので電話で話しをするが外の高校生の声があまりにもうるさくて会話ができなくて、相手の人からも「すごい賑やかな所にいるんですね。」と言われあわてて窓をしめたが、電話の向こうの人までうるさいと言っているのに、この聾の二人はシレッターンとしている。ある意味うらやましくも思った



さらに時がすぎ、また別の聾の女性がやってきた。
あーだこーだ話をする


二人のろう者が手話で会話をしている。真ん中で私はフムフムと手話の会話をみてお勉強

私の鼻が突然ムズムズしてきてくしゃみがしたくなってきた瞬間
「は~くしょん」と大きくしてしまった。

違和感④会話の途中で大きなくしゃみをしてしまったけど、二人はぜんぜん気付かず話をする。

違和感⑤会話の途中での大きなくしゃみだったのに「ごめん」とあやまる必要がないこの違和感…   心の中で「ごめんね」←だれにじゃぁ


ふと気付くとその違和感に気付いた私はおもわず「プッ」と噴出してしまって、早くこれをブログに書こうと喜びいさんでパソコンにむかいました。

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